どうやら最近は、何かあった場合の裁判を考えてお医者さんは「最悪のケース」までお話ししてくださいます。
私の場合も、手術前日に色々話しを伺いました。
正直なところ、よく理解できない。そして、自分がそんなに悪いのかと錯覚してしまう。
そのくらいに細かく、どんな事が起こりえるのかを説明があります。
ありがたいのですが…一度に詰め込んで言わずに、何回かに分けて教えていただきたいのが患者の本音。
正直言って手術は怖いです。だから出来るだけ気持ちに負担を掛けたくはないのです。
最悪なことと問題ないことを必ずセットで教えていただいた方が心の負担も少なくなります。
だから私は先生の仰る最悪なケースでは絶対ない!そう自分に言い聞かせて手術に臨みました。だって説明中、貧血でへたってしまいました。
そして術後は腸閉塞を起こす場合もあるから注意してください、と言われました。
とくに食事を取れるようになってから。
それにならないように「良く噛んでゆっくり食べる」ことというアドバイスをくださいました。
これよ、これ!患者の望む先生の言葉は。簡潔で分かりやすく、納得できるもの。
人間の凄い所は大腸になにかあると小腸が頑張って消化をするそうなのです。
でも小腸に負担を掛けると「太る」そうだ。
なので「良く噛んでゆっくり食べる」事が大切だというのです。
そしてまた、先生の言葉をしかと受け止めそれを実践しています。
消化器の手術だったので入院前から食事制限もあり術前の断食、術後の食事制限で6㎏ほど痩せたのですが、咀嚼の回数が多いので満腹感もあり今のところ術後の体重をキープしています。
でも筋肉を戻したい!体がたるんでる~!
お医者さんの言う事はとても恐いのですが…ああそうだよねと納得いくお言葉も多いのです。